2019年8月19日月曜日

行者環トンネル


本日、昔から気になっていた奈良県の行者還トンネルに行ってきた。珍しく友人と二人でのツーリングになった。さて、ここのトンネルの由来はこの近くにある行者還岳から来ているわけだが、この山は大峯山から本宮に続く修験道の道、いわゆる奥駆道の一部なのだが、その山のあまりの峻厳さに山伏も引き返したという故事にならっている。
基点は天川村から入った。途中、御手洗渓谷の横を通り過ぎる。この渓谷も空中歩道が整理されており、かなり立派なものだった。次回はこちらも訪ねてみたい。
小雨がやまないまま、川筋を登っていく。途中2,3軒のキャンプ場があり、お盆の客で繁盛していた。いたるとこから煙が上がり、バーベキューの臭いが谷に漂っている。
奥深い渓流に不釣合いな感じだが、これが現代の日本の姿には違いなく、嘆いても仕方ないのは分かっているのだが、地域色を失わせるものは何が原因なのだろう。50年後の日本人は何に郷愁を覚えるのだろうか。個人は過去の日本人とも未来の日本人とも共通の想いを抱けなくなるものなのだろうか。
途中白い砂利に埋まったダムもあり、渓流もあり、雲に頂を隠した山の峰々もあり、ついでに熊出没の看板もあるのを横目で見つつ、小一時間ほど1.2斜線の国道309号線を登ると、目的の行者還トンネルがあった。世界遺産に登録されたこともあるのだろうが、トンネル横の駐車場には10台ほどの車が止まっていた。山奥の割には人影が多い。
トンネルは思ったより広く、新しい感じがした。最近改装されたようだ。
トンネルの中は冷たく、氷窟のようだった。18度くらいだろうか。

国道169号線までは15分くらい。ただ、行者還トンネルに行くだけなら、こちらのほうから行くほうが容易いだろう。

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